八田“経編”とは
八田経編は経編(タテアミ)生地に特化した
トップメーカーです
八田が果たす役割
皆様が手に取るニット繊維製品できるまでの過程を大きく分けると、
「原糸」→「編立」→「染色加工」→「縫製」に分かれております。当社は編立工程を担当し、生地の原材料となる糸を編み、生機という染色加工前の状態の生地を製造しています。
また、お客様のご要望に合わせて、染色加工を協力工場で行い、納品しております。
加えて、前工程にあたる原糸メーカーや撚糸工場、後工程にあたる染工場、縫製工場とも連携をとり、互いに協力することでよりよい生地作りに務めております。
製品が出来るまで
原糸
編立
(編成)
染色加工
縫製
製品
生産管理(オペレーション)
当社担当工程
- PAGE CONTENTS
経編(たてあみ)とは?
生地は織物と編物に分類され、編物は緯編(ヨコアミ)と経編(タテアミ)に分類されます。
緯編はさらに横編と丸編の2種類に分かれており、セーターやカットソー、靴下などに使用されています。
当社が専門とする経編は、トリコット・ダブルラッセル・シングルラッセルに分類されます。
それぞれ得意とする用途があり、トリコットとダブルラッセルを取り扱っており、
様々な産業分野に生地を提供しております。
生 地
織物(おりもの)
経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を交差して作る生地で、直線的に糸が走っているので伸びが少なくしっかりした生地形成ができます。
- 特徴/薄地~中肉、軽量、強度
- 用途/アウトドアシェル、スーツ、作業服、デニム
編物(あみもの)
編物は原理によって緯編(ヨコアミ)と経編(タテアミ)に大別されます。
1本の糸から編目を作りながらループと呼ばれる輪をつなぎ合わせて作る生地で、一般的な織物に比べて伸縮性があり、柔らかい生地を得ることができます。
- 特徴/伸縮性、柔軟性
緯編(ヨコアミ)
1本の糸がヨコ方向に進みながらループを作っていき、編地を形成した生地です。伸縮性・ドレープ性に富みますが、ほどけやすく伝線しやすい性質があります。編機・編地の形状によって平型の横編と円筒状の丸編に分類されます。
- 特徴/やわらかで、伸縮性に優れる、ほつれやすい
- 横編
-
主に平型の編地を編成しています。袋状の編地も可能で機種によっては複雑な一枚もの製品も編立が可能です。
- 用途/セーター、手袋など
- 丸編
-
糸をらせん状に編立し、円筒状の編地になります。横編に対して生産性に優れています。
- 用途/カットソー、インナー、靴下など
経編(タテアミ)
糸を経方向に連続して編み上げていく生地です。一本の針に対して、複数の筬を用いて同時に数本の糸をかけて編むので、安定した編地が可能です。糸の組み合わせと多彩な編み組織によって、様々な機能を付与できます。
伸縮性はヨコアミには劣るものの織物より伸びます。ほつれにくく編機一台あたりの生産性に優れ、生産工程・編地の性質から織物と編物の「ハイブリッド」といわれています。
経編は機械構造上の分類によりトリコット、ダブルラッセル、シングルラッセルに分かれます。
無限の可能性にあふれる経編生地
経編は、織物と緯編(丸編)の中間的な存在として双方の良さを兼ね備えています。
さらに糸の組み合わせと多彩な編み組織によって、ファッションから産業資材まで幅広い用途に対応でき、無限の可能性にあふれた素材です。
それもこれも八田の経編
八田の経編生地は衣類に限らず生活シーンや社会の様々な分野の製品に使用されています。
他にも八田のタテアミはいろんな場所に
- ビジネスシャツ
- メディカルウェア
- 学生服・体操服
- パーテーション
- タワシ
etc...